札幌大通公園のテレビ塔 2011.9.5
朝食の後、散策した大通公園です。
出先では街中の滞在であっても、緑のスポットをみつけては歩いています。
地元名古屋にも、これと似たテレビ塔があり、気にもとめずにいますが、
ここが札幌というだけで、立ちどまって見上げている自分が可笑しいです。
大通公園花壇
札幌市花壇推進組合加盟企業のボランティアによる、
手入れの大変行き届いた花壇が、大通公園の随所に...
そして...
所用を兼ねてですが、ここも札幌滞在では必ず歩く緑のスポットです。
今回は珍しくカメラ片手に、北大キャンパス内をのんびり散策できました!
北大キャンパス サクシュコトニ川
↑ 写真は、中央ローンに流れるサクシュコトニ川です。
再生された人工流水ですが、かってはこの地に実際に流れていた川で、
聞くところによると、なんと昭和初期にはサケも遡上していたそうです。
北大キャンパスは観光名所にもなるほど、見所の多いスポット!
ポプラ並木をはじめ、古川記念講堂等の歴史的建造物が現存しています。
札幌農学校として創立された往時に想いを馳せながらの散策もいい...
北大のシンボル「ポプラ並木」
です。
久しぶりに足を運んだところ、観光客らしき方々が写真撮影のために順番待ち...
私もそのひとり...と、列に加わりました!(笑
このポプラ並木とクラーク像のほぼ中間に位置するのは、こちら
の建物...
設計には、当時北大営繕課長の萩原惇正氏が関わっておられます。
旧北海道帝国大学理学部が、今は北大総合博物館として公開されています。
正面には、「
祝鈴木章名誉教授ノーベル化学賞受賞」の垂れ幕も...
北大キャンパス 北大総合博物館
去る6月に閉幕された、鈴木章名誉教授の功績を称える特別展示が常設となり、
小雨の降る6日の朝、1Fの展示室でオープニングセレモニーが開催されました!
「鈴木-宮浦クロスカップリングの解説」等をいつでも拝見できるようになりました。
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北海道大学総合博物館
札幌市北区北10西8
OPEN:9:30−16:30(夏期 6/1-10/31)
10:00-16:00(冬期 11/1- 翌5/31)
CLOSED:Mon.
ACCESS:JR札幌駅北口より徒歩10分
*北大キャンパス内は一般車の乗り入れ不可
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北大キャンパス 北大古河講堂
古河記念講堂(旧東北帝国大学農科大学林学科教室)は、林学教室として、
当時の古河財閥の寄付により、明治40(1909)年に建設されたそうです。
当時の文部大臣官房建築課、新山平四郎の設計だそうです。
白く塗られた全面下見板張りの外壁は、昭和初期には灰色だったと聞きました。
国の登録有形文化財で、今は文学研究科の研究室だそうです。
北大キャンパス 花木園
ポプラ並木のすぐ傍ら(東)に広がる「花木園」です。
北国の花木が、野生味を損なうことなく自然風に植えられているエリアです。
植物間の競合条件や、林床の野草等を観察する目的で設けられています。
ゲートの向こうでは、「新渡部稲造博士顕彰碑」が迎えてくれます。
農学者であり平和文化活動に貢献された方ですが、お
札の肖像でお馴染みですね!
昔はここに、この像はなかったですが、いつのまにやら建立されていました。
祖父の影響で、学生時代から「新渡部稲造」の書物には触れてきましたが、
岐路に立たされた時、博士の書からは多くの示唆をいただいています。
北大キャンパス クラーク像
さて、北大といえば札幌農学校初代教頭のウィリアム・スミス・クラーク!
"lofty ambition "
"Be ambitious!"
周知の言葉ですが、これは北大のモットー!
そして...
北大キャンパスからは離れますが、札幌を象徴する歴史的建造物をもうひとつ...
今更ですが、札幌といえばこの時計台ですね!
札幌 時計台(旧札幌農学校演武場)
赤い星は開拓使のマークだそうで、建物は国指定重要文化財とされています。
北大の前身である「札幌農学校」は、かってはこの時計台付近にありましたが、
1903(明治36)年、現時計台あたりから現キャンパスへ移転されたのだそうです。
忙しなくバタバタとする札幌滞在が多いのですが...
今回は、珍しくプライベートな時間を十分いただきましたので、
この時とばかり、あちらもこちらもと色々なシーンをカメラに収めてきました!
更新が遅れがちですが、お時間ある方はこの後もお付き合いくださいませ。