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赤木明登さんの漆器


漆器_片口_赤木明登作



           赤木明登さんの、シンプルな片口です。
 
           お酒やとろろ汁を満たして食卓にのせる漆器に
           ときには、こうして庭の草木を活け、
           花器がわりにしてみたり・・・
  
           主張し過ぎない簡素な美・・・
   
           控え目ですが、存在感がありますので
           寒椿をざっくりと数本入れたとしてもお花に負けません。



           西麻布には、お気に入りの器やさんがあって
           その昔、赤木明登さんの作品を初めて手にした時
           漆器の概念を覆わすような印象に、虜になってしまいました。
  
           作風は、当初の厚い存在感のあるものから
           薄くてライトなものに変わってきているようですね。

           薄く、薄く・・・

           まるで紙のように木材を削いでいかれ、
           その上に和紙を貼られるのだそうです。
 
           そして、漆を重ねること十数回・・・

           表面の光沢が極力抑えられる赤木さんの器たち。
           丁寧な下地作業が、このマットな質感を生み出すのですね。


  
           シンプルなアイテムは、
           和にも洋にも溶け込みますので
           プライベートの空間のみならず、アトリエにも置いています。
 
           例えば、李朝時代の美しいフォルムが
           その作品に写し出されていたりして、
           時に、ハっとさせられるのですね・・・

           毎日の生活を疎かにしない・・・
           肩肘張らず、まずは日常で使うものを大切にします。

           そのためにも、身近に置くものは
           使い勝手のいい、簡素なデザインを選びたい・・・
  
           片口の他にも、皿、鉢、盆、高卓など・・・
           赤木明登さんの漆器はどれも素晴らしく妙味あるものばかりです。





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赤木明登 : 塗師。
1962年岡山県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。
雑誌の編集を経て1988年 輪島へ移住、翌年輪島塗下地職・岡本進に弟子入りされ6年後に独  立。和紙を使う独自の漆器づくりを始められます。1997年ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」に選ばれ、翌年はヨーガン・レールの漆器を製作されています。このあたりから、作風が変わっったように思います。厚みが消えてきました。 2000年には 東京国立近代美術館「うつわにみる−暮らしの息づく工芸」にも選ばれています。


ギャラリー Bienio(ビエニョ)
名古屋市西区名駅2丁目23−14VIA 141
* Photoの片口(漆器)は、赤木明登さんと親交のある友人のギャラリーBienio(ビエニョ)で以前購入したものです。Bienio(ビエニョ)は不定期でオープンの人気のギャラリーです。PRもされていませんが知る人ぞ知るスペースです。

* このTOPICはMemo day to day をアレンジ(Photoも変更)しています。
 2008/02/21「赤木明登さんの漆器」より
 

   
  
   
     
 
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