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山口信博さんの「白の消息」
JUGEMテーマ:アート・デザイン
 


山口信博著「白の消息」                    「白の消息」  山口信博著 



     何日か家を空けるとき、何冊かのお気に入り本を持って出ます。
     今回持参のこれは、山口信博さんの本です。

     タイトルも素敵です。
     「白の消息」


     晒した「白」の美学は
    芭蕉の中にも
    北園の詩の中にもあった。
    そしてそれこそが、
    私が無意識のうちに
    求めていたものかもしれない。
  
   
                   文:山口信博     
     

     表紙は、心やすまる色合いの「デルフトの皿」。
     山口信博さんご自身の装丁とデザインの本で
     写真は、島 隆志さんが素敵に撮っておられます。
     
     解説によりますと、このデルフト皿は17Cの発掘品だそうです。
     著者も、この本で綴っておられますがなんとも味わい深い白です。
     山口さん曰く「乳白色の色は見飽きることがない。」と・・・


  実際に山口さんが書いておられる言葉をそのまま記しましょう。
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    静物画

  17世紀のデルフトの皿。発掘品である。茶褐色の斑点部分は、陥入に泥
  水が入ったもの。見込みの部分とリムの部分との比率が美しく、縁の小さな
  覆輪が全体を引き締めている。
  絵や模様がある訳ではないが、乳白色の色は見飽きることがない。秋の果
  物をのせると静物画のようである。
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                                                        白の消息 本文より抜粋(P62)



     出先で、時々ページを繰っては
     ぼ〜っと眺めてしまいます。

     くたくたになってお部屋に戻ったときも
     この本を開くと、なんだかほっとできるのですね・・・


     実はこの本、3年ほど前に千葉の「museum as it is」で開催された、
     「as it is 個人コレクション展機廚痢嵜渭拭廚箸靴峠佝任気譴燭發里任后
     めったに図録を購入することはないのですが・・・

     これは、手にした時からどうしても手放せなくなりました!(笑

     「museum as it is」は山のうえの小さな美術館です。
     今は常設展ですが、来春またコレクション展が始まります。


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                 as it is 個人コレクション展
                白の消息 
                   骨壷から北園克衛まで 

   グラフィックデザイナー・山口信博が選びに選んだ、白のありさま、その余韻。
                     museum as it is
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      * この ↑ コレクション展は2006〜2007に開催されたものです。

                


山口信博著「白の消息」P97カットアウト                           「白の消息」 P97 カットアウト


           このトランプはステンシル印刷の原型のような方法で
           印刷されたもので、「合羽刷り」というのだそうです!

           一見、手描きのようですが型があれば量産できるようです。
           暇をみつけて、こんなカードをつくったら楽しそう・・・
           * 画像↑のClickで大きくなります。
             
手描きの部分は、博打に負けた人の借用書らしいですよ。


           どのぺーじもすべてシンプルで、疲れません。
           雑踏からこの本の中に逃げ込むようにして、
           どっぷりと、こころと身体をしずめます。

           


山口信博著「白の消息」P93オプティカル                  「白の消息」 P93 オプティカル


              意味もなく純粋にオプティカルなもの・・・
              好きなもののひとつだそうですが、共感です。

              すべてのページをご紹介したいほどですが、
              興味をもたれた方は手にとってご覧くださいね。



            *  本書より、山口信博さんの言葉を抜粋、追記しました。


山口信博
Yamaguchi Nobuhiro
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グラフィックデザイナー
山口デザイン事務所代表
折形デザイン研究所主宰
俳句結社「澤」同人、俳号:方眼子
代表作:「住まい学大」
共著: 「祈る、贈る」「礼のかたち」


白の消息 
骨壷から北園克衛まで 
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著者:山口信博
翻訳:シャロン・林
    ルイス・テンプラート
BOOK:ISBN4-89977-166-5
第1刷 :2006/9/29
発行者:「白の消息」出版プロジェクト
発行所:株式会社ラトルズ


museum as it is
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千葉県長生郡長南町岩撫41
TEL:0475-46-2108
http://asitis.sakatakazumi.com/
* 次回は安藤雅信さんの個人コレクション展です。
個人コレクション5 ギャルリ百草 安藤雅信展
会期:2010/4/2(金)− 10/17(日)


* お詫び *

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本日(11/22)、Member's  Siteに移転させていただきました。
再訪してくださった方にお詫び申し上げます。       管理人
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