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レンブラント展 〜光の探究 / 闇の誘惑〜                   見よ、天才レンブラント@名古屋市美術館
 
名古屋市美術館                     白川公園(名古屋市美術館)


身近なスポットですのに、普段なかなか立ち寄れないでいる白川公園です。



名古屋市美術館_02                  白川公園内に佇む「名古屋市美術館」




名古屋市美術館_Sunken Garden                   名古屋市美術館_サンクンガーデン



開催中の、「レンブラント 〜光の探究/闇の誘惑〜」展に、
遅ればせながら、お昼休みを利用して出かけました。
本日、来場者が5万人突破したのだとか...



名古屋市美術館企画展案内板_レンブラント展 光の探究/闇の誘惑                    レンブラント・ファン・レイン 《書斎のミネルヴァ》1635年(個人蔵)


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Rembrandt : The Quest for Chiaroscuro 
レンブラント
光の探究 /  闇の誘惑

見よ、天才レンブラント

2011.6.25(Sat.) 〜 2011.9.4(Sun.)

Nagoya City Art Museum
名古屋市美術館
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主催:名古屋市美術館・中京テレビ放送
   後援:オランダ王国大使館・愛知県.岐阜県.三重県各教育委員会
協賛:大日本印刷.日本興亜損保
協力:エールフランス航空.KLMオランダ航空.日本貨物航空
日本航空.日本通運.パナソニック電工.名古屋市交通局 
企画協力:NTVヨーロッパ
特別協賛:木下工務店
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公式サイト;  http://www.ctv.co.jp/event/rembrandt/index2.html



この展覧会は、オランダのレンブラントハイスの協力のもと、アムステルダム国立美術館、ルーヴル美術館、ボストン美術館などが所蔵する世界中の重要な作品によって構成されます。貴重な素描と銅版を含めた107点のレンブラント作品を核に、関連作家の作品を加えた合計117点の作品が展示されます。≪展覧会概要より、一部抜粋≫



名古屋市美術館企画展エントランス_レンブラント展「石の手摺りにもたれる自画像」より            名古屋市美術館1F レンブラント展 会場入り口

撮影可のホールの壁には、「石の手摺りにもたれる自画像」が写しだされていました。
なるほど、確かにティツィアーノの「詩人アリオストの肖像」を彷彿させる構図...



 POST CARD レンブラント・ファン・レイン 病人たちを癒すキリスト/1648年頃 百グルデン版画(国立西洋美術館 所蔵)           

今回、購入したPOST CARDは、これ一枚です。
 【病人たちを癒すキリスト/1648年頃 (国立西洋美術館蔵)】

「マタイによる福音書」のエピソードから、いくつかのシーンが刻まれています。

「百グルデン版画」と呼ばれ、よく知られる作品で、
最も有名と云っても過言ではないでしょう...

この時代、オランダの絵画は、1枚が1/2グルデンだったそうですから、
レンブラントのこの作品の凄さというか、人気が推し量れますね。

この中には、様々な版画の技法が見て取れるのも、興味深い...
作品の右側と左側は、明暗が対称的ですね。

レンブラントの「黒の版画」のコレクターは、世界中に溢れているようで...
確かに、緻密な黒の濃淡の表現には圧倒され、それは神技に達するのでしょうが、
個人的には、スケッチのような線描が際立つ、明るい版画の方が好きです。
光に満ちた明るい作品を眺めると、心が落ち着くのですね...

この作品の展示は、第競好董璽箸痢嶇損羣り」と、白い「西洋紙刷り」の二点。
(ちなみに、このPOST CARDは、和紙刷り風のバージョンです。)
会場で、それら二点を比較すると、和紙刷りの方がフワっと、やわらかな印象です。

今回、大変興味をそそられたのは、やはり和紙刷り版画の数々...
レンブラントは、和紙が醸し出す淡い中間色を、殊の外好んだようですね。
20点近くも、和紙刷り版画に出合えました。

当時、長崎出島から、東インド会社経由でオランダに渡ったという和紙...
「和紙刷り」にスポットをあてた、このような「レンブラント展」は初めてです!


以下の画像はありませんが、この他に魅かれた作品の覚え書きです。
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024 <エジプト逃避途上の休息>
    1645年 レンブラントハイス美術館 蔵
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063 <木の下で祈る聖フランチェスコ>
    1657年 レンブラントハイス美術館 蔵
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聖フランチェスコの祈りの表情が、よくみてとれる作品で、
これも和紙刷り版画で、2/競好董璽箸里發里任靴拭
(第競好董璽箸箸蓮原版に修正を加えた改訂版をいいます)

レンブラントは、原版に何度も修正を加えては、
印刷を繰り返したそうで、ステートが生み出されたようです。

また、レンブラントの版画は、初めにエッチングで主要部分を施し、
後から、ドライポイントで修正するパターンが多いようですが、
この作品は、逆の工程で制作されていると伺いました。

ところで、先に述べた「百グルデン版画」ですが...
会場を進むと、ウィリアム・ベイリーによる修正版もありました。


レンブラントハイス美術館(冊子)

これは、展覧会場にあった「レンブラントハイス美術館」について記された冊子!
ここに、レンブラントは20年近くも暮らし、多くの作品を制作しました。
隣接して新館ができてから久しいですから、行かれた方も大勢いらっしゃるでしょう。
懐かしくて思わず手にしました。

レンブラント展は、9月4日まで...
せっかくの特別展、まだの方は是非お出かけくださいませ。



名古屋市美術館/Nagoya City Art Museum
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名古屋市中区栄二丁目17番25号(白川公園内)
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml
TEL;  052-212-0001 
OPEN;9:30〜17:00
CLOSED;Mon
※2011/9/6(火)〜9/11/(日)は休館
Pあり(有料)
最寄駅: 地下鉄東山線 「伏見駅」ソ亳

■ 名古屋市美術館・次回企画展
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Reiji Hiramatsu : A Retrospective
平松礼二展
〜画家五十年の軌跡〜
2011.9.13(Tue.) 〜 2011.10.23(Sun.)
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中京テレビ放送
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レンブラント展公式サイト http://www.ctv.co.jp/event/rembrandt/
TEL;  052-971-2500

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