le Magazine ★ Richesse                                                      リシェスなささやき・・

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湖中鳥居 @ 近江の厳島
JUGEMテーマ:神社仏閣

le28juillet09白鬚神社 湖中鳥居                    近江の白鬚神社 湖中鳥居


      九州博物館を作られた建築家の菊竹清訓氏が、いつだったか
      「海の神、ポセイドンはギリシャでは丘の上にあり、
      日本では、一番作りにくいが本来の場所である海にある。
      あっぱれですね。」
      というようなことを仰られたことがあり、それがとても印象に残っています。

      菊竹氏のそれは宮島の厳島神社(広島)に対する讃辞だったのですが、
      ご紹介のこのPhotoは、白鬚神社(滋賀)の湖中にある鳥居です。

      この鳥居が建つのは、もちろん海ではなく琵琶湖ですが
      白鬚神社が『 近江の厳島』 と称されていることに頷けますね。

      国道から眺めると小さく見えますが、社務所の方のお話によりますと、
      58.2mも沖にあり、その高さは湖面からは12mもあるそうです。 
     
      この白鬚神社、実は近江では最古の神社とされ、
      社殿が創られたのは、なんと垂仁天皇(25年)の時代だそうです。
        
      この辺りは琵琶湖のなかでも湖北に続き人影はまばらですから、
      遠回りしてでも、ほっとしたい時には何度となく立ち寄ってしまうスポットです。

      国道から石段を降りて、波打ち際でしばしぼんやりと・・・
      近江の自然に抱かれて自分と向き合うひととき。

      今は亡き、祖父との思い出も蘇ります。
      白鬚神社が舞台とも云われる謡曲は祖父から教わりました。



      
      さて、お話が前後しますが、昨日は時折降る小雨の中を、
      道草好きの私は例によって、北陸自動車道を途中下車(笑)しました。
      ふと思い立って、木之本ICで降り琵琶湖北から湖西に向ったのでした。

      予定外の行動・・・(笑
      心のままに車を滑らすのは、至福の時間です。



le28juillet09琵琶湖畔  
 
        湖北一帯は幽玄な色彩に包まれ、静まりかえりながらも、
        まるでバイカル湖のように、ここは古湖なんだよと云わんばかり。
        湖の底からは、秘めやかな主張が響いてくるようでした。



le28juillet09琵琶湖畔_桜並木

        今春、見頃を逃した桜並木も懐かしかったです・・・
        この桜は、いつも以外と早い時期に開くのですね。
           
        奈良や京都の寺社にあるような、いわゆる名木にはみられない
        ナチュラル感はこの辺りの風景に馴染み、ほっとさせられます。



le28juillet09琵琶湖畔にて
           
         野生(?)の感がうづき、ここでも車を降りてみました!(笑
         美しい湖水に触れると、仕事の疲れが嘘のように飛びます。
        
         見ると国定公園と記された札がありました。
         なるほど、景観がただものではないはずです!

         『ここを汚す者は、二度と来るな!』の張り紙にはちょっとビックリ!
         これを張らなければならない現実が寂しいですね。






Temple&Shrine(神社・仏閣) : comments(0) : - : posted by le Magazine ★ Richesse
はじける夏!!@ 春日井市落合公園
JUGEMテーマ:花火大会


le25juillet09花火1春日井市





le25juillet09花火-春日井市





le25juillet09花火4-春日井市





le25juillet09花火3春日井市





le25juillet09花火2春日井市





le25juillet09花火5-春日井市





le25juillet09花火6-春日井市




    昨晩、名神を滑らせていましたら曇天の空に花火がド・ドン!と・・・
    春日井IC付近には、監視のパトカーも停車していましたので降りてみました。

    春日井市民納涼祭り、ということで花火大会が催されていました。
    会場の落合公園辺りは、老若男女。。。浴衣姿の方たちで賑やかでした。

    花火大会の直前は土砂降りだったそうですが、
    開始時間になると、なんと雨が上ったそうです。
    市民の方たちの願いが天に届いたかのようですね・・・

    春日井市の花火大会は今夏33回目を刻んだそうで、
    初めてでしたが、聞くところによると3500発の規模だそうです。

    まるで流れ星を吸い込んだかのように煌びやかな大輪!
    夜空にはじける夏の風物詩・・・

    しばらくはうっとりと祭り気分に浸らせていただきましたが、
    次々と夜空を彩る花火を後に、再び高速に乗りました。

    30分ほどの道草だったでしょうか・・・
    納涼祭りのフィナーレを飛びこみで満喫でき、ラッキーでした!

   
    出先で、そうとは知らずに夏祭りに出会うことが
    この時期は、しばしばあるのですが。。。
    特に花火大会には、嬉しくなってつい足を止めてしまいます。
   
    流れる血のなかには、少女の時代の感受性と脈拍がまだ生きていて
    いくつになっても花火に魅かれ、見過ごすことができず中毒状態!(笑

    絢爛とは、もしかしたら毒の別称かもしれません・・・



    さて、今日もご近所で花火大会が催されます。
    天候が気になるところですが、よろしかったらお出かけになりませんか?


                     本日(2009/7/26Sun.)のご近所花火大会
      =======================================
                                 第41回豊田おいでん祭り
                            矢作川河畔白浜公園一帯
                                         19:10〜21:00
         * 打ち上げ数15,000発の迫力の花火大会が催されます
         * 最寄IC:東名高速豊田IC(約10分)無料Pあり 
         * 雨天決行・荒天中止
         * お問い合わせ:0565-34-6642(豊田おいでん祭り実行委員会)














Whisper(とりとめのないこと) : comments(2) : - : posted by le Magazine ★ Richesse
安土さんの器で・・・★七夕の夜


le7juillet2009七夕1.JPG



                    わし座の牽牛と、こと座の織姫星・・・
          逢えなかったのでしょうか?(笑

          七夕の夜、やはりお天気はすぐれませんでしたね。
          梅雨空は、ここ本州では7月半ばまで続きますから仕方ありません。
          七夕の夜くらいは、雨雲の帯を解いて欲しかったですが・・・

          昨日は午後からお休みをいただき、早めの夕飯でした。
          Photoは昨夜の〆、五色素麺です!

          ジメジメした季節、ガラスの器はテーブルに涼を呼びますね!
          安土忠久さんの器は、ほっこり感が好きで頻繁に使っています。



le7juillet2009グラス&小皿by安土忠久先生                      グラス&皿/安土 忠久



           普段は冷たいお水やお茶を淹れるのですが
           素麺の汁入れとしても勝手がよい器です。




le7juillet2009七夕五色素麺



          素麺もいつもは色もの入りはいただきませんが
          夕べは七夕でしたので、特別に五色素麺を準備していました。

          


le7juillet2009七夕箸包み



         お箸包みも昨夜は特別カラフル!!(笑
         食事をいただいた後は、短冊としてこれにお願い事を書きました。

         万葉集を紐解くと、130あまりの七夕歌がありますが、
         これらのすべてが織姫と牽牛の恋物語・・・
         そこには竹を飾る習慣も、願い事が叶うということも記されず・・・

         どうやら、願いが叶えられると伝承されたのは中国のようです。
         中国の古書には、富か長寿か子孫のひとつだけを乞うと叶うとあります。
         
         短冊を飾る慣習は、室町時代に遡ると記録があるそうですが、
         竹を使う習わしは「太平記」の時代にようやく記されているようですよ。


         さて、食卓にお話を戻します・・・         



le7juillet2009山形小なす                    深皿/三谷 龍二



          ガラス器ばかりですと、テーブルが冷たくなるので
          三谷龍二さんの木の器↑や、赤木明登さんの漆器↓をサジ加減で。
          どちらも我が家の定番の器たち・・・




le7juillet2009須賀川ミニきゅうり                      漆器/ 赤木 明登



          お漬物の小なすは山形産、
          ミニきゅうりは須賀川(福島)産・・・
          どれもいただきものですが、とても美味しかったです。




le7juillet2009ガラス鉢by安土忠久                      ガラス鉢/安土 忠久



          色麺の緑には抹茶、赤には梅、黄色には鶏卵、
          そして薄茶色にはそば粉が使われています。




le7juillet2009五色素麺



           彩りにオクラの星飾り・・・
           お刺身用の活車海老は、お鍋の中で
           まだピョンと跳ねているうちに取り出し、
           プリンプリンの食感を愉しみました。




le7juillet2009ぐらすby安土



           器の類を、棚にしまっておくのは好きではなく
           ですので、すべて日常つかいにしていますが、
           それでも毎日使うものは、おのずと絞られてきます。

           そういう意味で、安土忠久さんのガラス器は
           絶えず食卓に登場させるものであり、飽きないのです。

           飾らない自然体の作家さんの姿勢がそのまま映る器たち・・・
           絶えず触れていれば、尚いっそう愛着もわくのですね。
           



le7juillet2009七夕短冊



                七夕の夜、皆さんは何をお願いされたのでしょう?



                     安土忠久
           ===============================
                   『ガラス工房 あづち』 主宰

                      ガラス工芸作家。
                   1947年(岐阜・高山)生まれ
           農業の傍ら山の中でひっそりガラス器を創られています。
              1993年、ニューヨークで個展も開催されました。
           ===============================

                                           ガラス工房 あづち
                      ===============================
                                     岐阜県高山市松本町999-6
                                      TEL ;0577-33-6419
                        OPEN;9:00〜17:00 
                         不定休 Pあり
                      ===============================




Tableware(うつわ&テーブル・モチーフ)) : comments(2) : - : posted by le Magazine ★ Richesse
思索の小径 @ 京都

京都_哲学の道le4juillet2009Richesse01


           京都に来ています。

           仕事を終え、喧騒を避けて山間にひっそり佇む法然院へ...
           まるで時が止まっているかのような空間に浸りました。

           Photoは、その後歩いた「哲学の道」です。
           昨日は、久し振りに銀閣寺橋までの散策・・・

           琵琶湖疏水の分線に沿うように、
           若王子橋から小径が続いているのですが
           桜の頃が特に賑わいをみせる散歩道です。

                      以前ご紹介の南禅寺の水路閣を通った水が
           銀閣寺までをこの小径に沿って流れているのですね。
           蛍が飛び交うほどのきれいな水...





le4juillet2009_02



           所々、ソメイヨシノの緑が覆いかぶさり
           木陰をつくってくれていました。




うるしの常三郎_哲学の道店


           途中にある漆器やさんには「哲学の道」の謂れを記した札が...
                      以前は「思索の小径 」と呼ばれていたそうですが、ここを
           哲学者、西田幾多郎が思索に耽りながら度々歩いたのだとか。

                     人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり
                                                                                西田幾多郎

  
           さて、銀閣寺橋界隈はさすがに人が多く...
           ですのでそこでくるりと引き返し、
           疏水べりの小径を再び歩きました。




le4juillet2009__03



            重なり合う葉のシルエットの隙間からは
            さえずりと共に鳥も姿を見せてくれました。




le4juillet2009_Richeese04


            敷石は、もとは市電の軌道に使われていたもの。
            ひと雨ごとに濃色を増す緑はこの季節ならでは...

                        四季折々に趣をみせる散策路です。
            季節の移ろいををしっかり刻むためにも、
            ときどきぶらりと訪ねたくなるです。






Scene(風景) : comments(6) : - : posted by le Magazine ★ Richesse
リストランテな夜 ★ Le Gioie / レジョイエ


LeGioie2009Richesse1
名古屋池下 レ ジョイエ



隠れ家にしておきたい
本当に美味しいリストランテです。

ですが、隠れ家というにはあまりに人気で、
実は予約がとりづらいお店です。

イタリアで修業されたオーナーシェフのお料理には舌鼓!!

どのプレートも、創意工夫に満ちていて
素材の美味しさが引き出されたスペシャリテ!



LeGioie2009Richesse2

フレッシュなトマトのブルスケッタ!
リコッタチーズとスペイン産のサラミ・・・




LeGioie2009Richesse3

近海で獲れた魚介のひと皿。
知多半島の先端、師崎(もろざき)のアジです。
季節のアンディーヴとのマリネ仕立て!

レンズ豆やゴボウのピクルスも?!
グレープフルーツのドレッシングでした。




LeGioie2009Richesse4

パクチーが苦手ですので、
トッピングはルッコラにしてくださいました。

琵琶湖の鮎と加賀太きゅうりののフェデリーニです。
カラスミがお味を引き締めていました。




LeGioie2009Richesse5

根セロリとカブ、ハマグリ、海藻、etc...
スープ仕立ての一品でした。

大きなハマグリの上には、スズキのポワレです!!



この後はパンナコッタをいただきました。
何点か写真を撮れませんでしたが、どれも美味しい・・・


そして、デザートの後のお菓子です。

LeGioie2009Richesse6



とにかく、コストパフォーマンスが良い・・・
オーナーご夫妻のお人柄なんでしょうね!

アットホームな気どらない雰囲気が嬉しいです。




☆。..:*:・'゜゜★。.:。☆.。.・°'゜☆。.:・。・゜★・。・。☆・゜・`*:;,.★ 〜☆・:.,;*

リストランテ・レ ジョイエのディナーはこちらにも...
2010/12/24 X'mas  

聖なる夜
 リストランテ レ ジョイエのクリスマス・ディナー by Richesse

・。・゜`*:;,.★ 〜☆・:.,;*★・。・。☆・゜・。・゜。`*:;,.★ 〜☆・:.,;*・。・゜。☆



リストランテ レ ジョイエ/Le Gioie
======================
名古屋市千種区池下1-2-19
山八第一ビル 1F
TEL;052-752-5065
OPEN;11:30〜13:30
          18:00〜21:30
水曜日と1・3火曜日はお休みです
(火曜日はディナーのみ)
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http://homepage2.nifty.com/le-gioie/





   

Delicious Space(美味しい空間/食事編) : comments(0) : - : posted by le Magazine ★ Richesse
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